記憶術あれこれ
印象を利用した記憶術
学生時代にあんなに勉強したことが、今はもうほとんど思い出せないという人もいるのではないでしょうか。
やっとの思いで思い出したものは、先生が授業中に息抜きのためにしてくださった、授業とは全然関係ない笑い話ばかりだったりするものです。
その他にも、学生時代に何の問題も無く解くことができた問題よりも、散々苦労した結果解くことができるようになった問題の方が、何年も経った場合には記憶に残っていることが多いように思います。
このことから、人間の記憶というのは強く印象に残るものほど後々まで残るものなのではないかと思うのです。
だから苦手を克服できたとか、興味がある内容だったなどといった記憶する本人にとって印象に残るような記憶だと、普通に本を読んだり人から聞いたりしたことよりも印象が強く、記憶にも残るのではないかと思います。
だから、若い頃にした恥ずかしい失敗や、苦い経験などは何十年も前のことなのにはっきりと思い出せてしまうのではないでしょうか。
逆に言えば、強く印象に残る内容ほど記憶に残るということを利用して、物事を忘れないようにすることがきっとできるはずです。
ということで私が考えたのは印象を利用した記憶術です。
この方法は自分で意識して行うのが実は難しい方法でもあります。
なぜならば、自分の興味や関心などを変えることなどほとんど無理ですし、都合よく覚えたい事柄に関係した印象に残る出来事が起こることもあまりありません。
ではどうするのかというと、自分の興味がある事柄と覚えたい事柄を組み合わせてしまえばいいのです。
私の場合はゲームが好きなので、勉強内容とゲームの内容をできるだけ組み合わせて覚えていました。
例えば漢字を覚える場合には、「あのゲームであのキャラクターが話していた台詞に出てきた漢字だ」という具合です。
こうすると漢字を思い出そうとして思い出せなくても、ゲーム中に出てくる台詞を思い出すことで漢字も思い出せる場合が多いのです。
こうすると今まで嫌だった勉強も、そこまで悪いものでもないなと感じることができる場合もあります。
勉強している中で、ゲーム内に登場する事柄などと同じ名前が出てくればそれだけで印象に残り、きっと他の事柄よりもはっきりと記憶に残るはずです。
数学などの分野だと直接ゲームと関連付けて印象を持たせるのは難しいかもしれませんが、もともとゲームはプログラムでできていますから実は数学の数列なんかはゲームに使われていることが多いんですね。
ですからこのゲームのシステムには数学のこういう知識が活かされているというように覚えることができるのです。
このように、自分にとって興味の無い分野であっても自分の興味がある分野と頑張って関連付けることができれば、印象に残るようになって記憶にも残りやすいと思います。
人によって好きなもの、興味があるものは違いますから、自分自身がこれだと思う方法で印象付けることがこの方法の大切なポイントです。
きっと今までの勉強が前よりもちょっとだけ楽しくなると思いますよ。